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普天間移設 「沖縄の理解なくても選定」岡田外相(毎日新聞)

 岡田克也外相は9日未明、外務省で記者会見し、米軍普天間飛行場の移設先として沖縄県名護市辺野古崎付近と明記した日米共同声明について、「8月末とは技術的な検討のタイミングであり、それまでに沖縄の理解を求めなければならないというものではない」と述べ、地元の理解が得られなくても、施設の位置や工法を選定する考えを表明した。地元合意がなくても日米合意の実現を目指す考えを示したといえ、沖縄側から反発が出ることも予想される。

【今さら聞けない 図説でおさらい】どうして普天間問題がこじれているのか

 一方で、岡田氏は「沖縄のみなさんが、『これならやむを得ない』と思っていただく状況をつくりだすことが重要だ」と指摘、沖縄住民の理解を求めるため、粘り強く説得を進める意向も強調した。

 8日夜に首相官邸で行った記者会見でも岡田氏は「地元だけで決まるわけではない。国民の命を守る責任が政治にはある。そのことと沖縄の負担軽減をどう両立するか問われている」と語った。【西岡省二】

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「一点確認してほしい」攻勢を開始した被告が聞きたかったことは? SS元船長第2回公判ライブ(産経新聞)

【法廷ライブ SS元船長第2回公判】(5)

 《環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」元船長のピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)が撃ち込んだ酪酸(らくさん)で、顔面を負傷したとされる調査捕鯨船団の男性乗組員への弁護側証人尋問が続いている》

 《弁護人は、調査捕鯨船団の母船の船医とのやり取りを具体的に明らかにしようとしているようだ》

 弁護人「お医者さん(船医)と直接話したのはいつですか」

 証人「ぼくが直接、話をしたのはけがをした2日後です」

 弁護人「けがをした後、その日のうちに、船医さんと話をしなかったのですか」

 証人「はい」

 弁護人「お医者さんからの措置は誰を経由して伝えられましたか」

 証人「よく覚えていません」

 弁護人「どのような措置の指示を受けましたか」

 証人「目と顔を水で洗い流すように言われました」

 弁護人「シャワールームでは、全身脱いで洗い流したんですか」

 証人「顔と目だけです」

 弁護人「酪酸を浴びた後にもかかわらず、衣服まで脱がなかったのはどうしてですか」

 証人「ヘルメットと救命胴衣、合羽(かっぱ)の上は脱ぎました」

 《弁護人の質問に証人がやや反論気味に答えた》

 弁護人「シャワールームで洗顔した後はどうしましたか」

 証人「ブリッジに上がっていきました」

 弁護人「何をするためですか」

 証人「そのときは特に何をするというわけじゃなく、上に上がっていきました」 

 《ベスーン被告は、熱心にメモを取っている》

 弁護人「仕事に戻ったと理解していいですか」

 証人「はい。上がっていったら仕事をやっていたので」

 《再び、弁護人は、船医と証人のやり取りに話を戻した》

 弁護人「医師と直接話した2月13日のときも、写真は撮らなかったのですか」

 証人「撮っていなかったと思います」

 弁護人「口頭で指示を仰いだということですか」

 証人「はい」

 弁護人「お医者さんにみてもらうとき、口頭だけでは不安を感じませんでしたか」

 《証人は考えているのか、少し沈黙してから口を開いた》

 証人「ちょっと分からないです」

 弁護人「あなたが負った傷がもう治ったなと思ったのは、受傷してから何日後ですか」 

 証人「かさぶたがとれたときには、もう大丈夫かなって思ったんですけれど、入港した後も、しばらくは跡は残っていたので。でも、そんなに心配はしていなかったです」

 《弁護人は、証人が帰国後、日本での診察経過について具体的に尋ねていく》

 《けがの診断のために、3月、医師の診察を受けにいった証人。痛みはなくなったが、右目には若干の違和感が残っていたという》

 弁護人「着ていた合羽はどうしましたか」

 証人「捨てました」

 弁護人「なぜですか」

 証人「酪酸のにおいがきつかったからです」

 弁護人「洗ってとれなかったのですか」

 証人「とれないです」

 弁護人「ヘルメットに、においはついていなかったですか」

 証人「ついていました」

 《弁護人は、当時、証人が着用していたヘルメットについて尋ねていく。午前中の証人尋問で、証人が実際に付けてみせたものだ》

 弁護人「先ほど着用したヘルメットは、あなたが着用したものですか」

 証人「はい」

 弁護人「においは残っていましたか」

 証人「残っていません」

 弁護人「あなたがほかの誰かとにおいを消したのですか」

 証人「2回洗ったのですけれど…。1回目はCさん(法廷では実名)が、2回目はぼくが洗いました」

 弁護人「水で洗うのですか」

 証人「水と洗剤です」

 弁護人「ヘルメットを洗わずにいれば、有力な証拠になったと思うのですが、そうは思いませんか」

 《弁護人の質問に、証人は反論した》

 証人「正直、そういうときに、証拠を残すとかってことは頭にありませんでした」

 弁護人「2月12日以降、船内でのガラス瓶の回収作業をあなたはやりましたか」

 証人「やっていないと思います」

 弁護人「誰がやったか覚えていますか」

 証人「分からないです」

 弁護人「その後、船内のにおいを消すために、何か特別な措置はしましたか」

 証人「消臭剤を置いて、あとは芳香剤をにおいのきついところに置きました」

 弁護人「消臭剤は具体的にどこに置きましたか」

 証人「シャワールームに置いたのは覚えているんですが、後は覚えていないです」

 《酪酸の後かたづけについての質問が終わったところで、質問者が別の弁護人に交代した。尋問は、ベスーン被告のランチャーが何を狙っていたかに移る》

 弁護人「2月11日にランチャーを構える前に、ベスーン被告は何か手で投げていたのですか」

 証人「ベスーン(被告)が投げたのが何か分からないけれど、ボートから瓶みたいなものが投げ込まれたのは見ました」

 《メモを取る手を止めていたベスーン被告が、再び、ペンを走らせ始めた》

 《瓶のようなものが投げられたのを1回見たという証人。そのときには、投げられたものは、防護ネットに跳ね返されたという》

 弁護人「ベスーン被告がランチャーを構えたとき、防護ネットを狙っていると思いませんでしたか」

 証人「ぼくは、ブリッジを狙っていると思いました」

 《弁護人は、防護ネットの側に証人が立っている写真を法廷内のモニターに映し、ネットの高さを確認していく》

 弁護人「赤黒いものが横切った、目で追えないほどではない、というのはあなたの証言ですね」

 証人「はい」

 弁護人「このとき、あなたは目で追っていったんですか」

 証人「はい」

 弁護人「目で追って行方を見失っていないですか」

 証人「ブリッジの横の通路で見えなくなるところまで目で追っていました」

 弁護人「ずばり聞くけど、あなたが右上を見ていたのは何秒くらいですか」

 証人「分からないですけれど、5秒くらいです」

 《ベスーン被告は振り返って、弁護人と何か相談している。『OK』という弁護人の言葉にうなずき、前に姿勢を戻した》

 《検察官が再尋問を始めた。ランチャーの筒先がブリッジを向いていたことや、船医とのやり取りを確認していく》

 検察官「ヘルメットを水と洗剤で2回洗った後、酪酸のにおいはしましたか」

 証人「はい」

 検察官「最後に酪酸のにおいをかいだのはいつですか」

 証人「3月です」

 検察官「どのような状況ですか」

 証人「海上保安庁に提出する書類として、(ヘルメットを)袋に入れたときはまだにおいがしました」

 《証人は調査捕鯨から戻った後、改めて病院で診察を受けたという。診察に付き添ったという男性検察官が、その際の状況について尋ねた》

 検察官「検察官である私が一緒に行ったことについて説明をしましたが、覚えていますか」

 証人「はい。『今回のこのけがで、傷害事件を立証できるかどうか確認したいので同席した』と」

 《ここで、ベスーン被告が何かを手元のノートに書き、後方に座る弁護人に見せた。何かをしきりに訴えている》

 検察官「診察した先生はどういうけがだと言っていましたか」

 証人「化学熱傷だと聞きました」

 検察官「全治については?」

 証人「約1週間と言われました」

 検察官「なぜ1週間か聞きましたか」

 証人「言われたんですけど、ちょっとはっきり覚えていません」

 《ここで男性弁護人が「すみません、被告が一点確認してほしいと言っておりまして…」と発言の許可を求めた》

 弁護人「インパルス銃は(使用した際に)どのくらいの音量がするかご存じですか」 

 証人「……。小さい音ではないです」

 《証人は少し考えるようにした後、答えた》

 弁護人「音量は調整できるんですか」

 証人「できないと思います」

 《ここで再び、ベスーン被告が男性弁護人に何か話しかける。小さな声でやり取りをした後、弁護人は「終わります」と質問を終了した。この後、左右の陪席裁判官が何点か質問をし、裁判長は約13分間の休憩を取ることを告げた。裁判長が「傍聴人の方はトイレに行って頂いても結構です」と言うと、何人かが席を立った》=(6)に続く

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国会法成立、今国会断念へ 小沢氏示唆(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は17日夕の記者会見で、官僚答弁の禁止や副大臣、政務官の増員を柱とする国会改革関連法案について今国会での成立を断念する意向を示唆した。

 小沢氏は「個人的には通過させてもらいたい」とした上で「全体の政治状況やら、国会運営の状況やら、いろいろある。この法案のために会期を延長して何が何でもというのは、幹事長の判断としては必ずしも妥当ではない」と述べた。

 一方、自民、公明、共産、みんなの党の野党4党は17日、国対委員長会談を開き、法案の撤回を求めることで一致した。たちあがれ日本を加えた5党の幹事長が18日に会談した上で、横路孝弘衆院議長に申し入れる。5党に新党改革を加えた6党の参院国対委員長も、法案の撤回を求めることで一致した。

 法案は民主、社民、国民新の与党3党が14日、衆院に提出した。

 

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【週刊・中田宏】

 誇り高き日本の回復を目指す政治家、中田宏氏(45)の活動を紹介する「週刊・中田宏」。「今週の政治を斬る」では、米軍普天間基地移設問題で沖縄県を訪れた鳩山由起夫首相の発言について聞いた。“勉強不足”と自らを認めた鳩山首相に中田氏は、「参院選で国民の審判を待つのみ」と言い放った。

 1週間の活動の中から3つを選んで紹介する「3大宏動(こうどう)」では、松山市の中村時広市長と地域政党と地方分権に関して意見交換したことなどを取り上げた。

■今週の政治を斬る

【国民の審判待つのみ】

 米軍普天間基地の移設問題をめぐり、4日に沖縄を訪れた鳩山由紀夫首相。

 「県外という話もなかったわけではないが、日米同盟や抑止力の観点から難しい。沖縄に負担をお願いしなければならないという思いで来た」

 かりゆしウェアに身を包んで県庁の仲井真弘多知事を訪ねた鳩山首相はこう切り出した。「最低でも県外」-。昨夏の衆院選から声高に叫び続けていた鳩山首相の姿が一瞬よぎる。

 同日昼は記者団に対し、「昨年は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど、(海兵隊の各部隊が)連携し、抑止力を維持していることが分かった」と明かした鳩山首相。

 これらの発言に中田氏は、「『思っていなかった』、『学べば学ぶほど』って。学んでなかったってことを自分で言ってしまったのだが…」とあきれ顔で話した。

 普天間基地移設問題に関して、日米同盟は「アジアと世界のインフラ」とこれまでも主張してきた中田氏。「海兵隊はアジアの有事に際して飛び出すものだが、戦闘行為だけではない。スマトラ島沖地震の際にも真っ先に出動し、東南アジアも含めた守備範囲の最前線として沖縄に存在している」と、その重要性を今一度強調する。そのうえで、沖縄県は「その効果を発揮するための地理的環境として適している」とする。

 一連の鳩山首相の言動を「安全保障か沖縄の負担軽減かという問題を並列にしたあげく、負担軽減の方しか考えていなかった」と指摘。「安全保障の中で負担軽減を考えなければいけないはず」と訴える。

 普天間をはじめ、米軍基地が集中する沖縄県。中田氏は、「沖縄を軽視しているのではない」と語る。

 神奈川県が沖縄に次ぐ第2の基地県であることや、昨年まで市長を務めていた横浜市にも約470ヘクタールに及ぶ基地があることをあげ、「沖縄の痛みを分かって言っている。沖縄だからいいという気持ちは毛頭ない。国民の生命を守る観点から言っている」と強調した。

 支持率の低下がとまらない鳩山政権だが、沖縄訪問での一連の発言が、さらに影響するのは避けられそうにない。夏の参院選が間近に迫っているが、中田氏は「自民党のように選挙だからといって首相の首を変えるのは一番卑怯(ひきょう)」と牽制(けんせい)。「選挙で国民の審判を受けるべきだ」と力を込めた。

【選挙協力の段階にない】

 夏の参院選を前に、次々と旗揚げされた「たちあがれ日本」「日本創新党」「新党改革」などの新党。

 自民党に離党届を提出し、除名処分とされた新党改革の舛添要一元厚労相は、新党が連携して参院選比例代表の統一名簿を作成することを提案している。

 産経・FNNが先月行った「参院選、比例代表はどこに投票するか」の合同世論調査では、民主21・2%▽自民17・8%▽みんな10・3%▽新党改革2・5%▽たちあがれ2・0%▽創新1・0%-となった。

 舛添氏は、新党同士の選挙協力で票をバーターしたい考えだ。

 これに対して中田氏は、日本創新党が他の党と連携することは、国会における将来的な連携は「すべては否定しない」としながらも、選挙協力は「今はその段階にない」と断言する。

 政権交代となった昨夏の衆院選をあげ、「理念は共有しないが批判を共有するということで議席を取るというのは、半年前にもう見た」と、選挙対策での政党の寄り合いを批判。「今の日本の政治に必要なのは、国の将来像を共有する仲間が集い、旗を鮮明に立てること」と主張する。

 さらに中田氏は、「辞書で『政党』という言葉をひくと、そこには『議員が5人集まれば…』なんてことは書いてない。『主義主張を同じにする者が政策の実現のために活動する』とある。これが本質」と指摘。政党のありかたそのものを政治家が根本的に考え直すべきだとの認識を示した。

■今週の3大宏動(こうどう)

【“しょうぶ”の日】

 5月5日(水) 茶道裏千家の大宗匠・千玄室氏を、日本創新党立ち上げの報告をかねてあいさつするために訪ねた。千玄室氏は「わが国は文化に対する理解が低すぎる。もっと大事にする国にするためにしっかりやってほしい」と話していたという。帰り際に千玄室氏は、「いい日に来た。今日は“しょうぶ”の日やからな」と、5月5日にちなんだ植物のショウブと勝負をかけた言葉で送った。

【財政の危機感を共有】

 5月6日(木) 高知県の尾崎正直知事と高知市の岡崎誠也市長をぞれぞれ表敬訪問した。尾崎知事は税収を国債が上回った今年度予算をあげ、「国政にはもっとマネジメントの感覚が必要」などと語った。岡崎市長も「国の財政はあと3年くらいしかもたないのでは」などと話し、両首長と財政に対する危機感を共有する訪問となった。

【政党も地方分権すべき】

 5月6日(木) 高知県を離れ愛媛県へ。“首長連合”の盟友でもある松山市の中村時広市長を表敬訪問した。ここでは国政の政党と地域政党の関係や、それぞれの役割について語り合った。

 大阪府では橋下徹知事が「大阪維新の会」を、名古屋市では河村たかし市長が「減税日本」を立ち上げるなど、地域政党の誕生が相次いでいる。松山市でも、市議選を終えたばかりで会派作りをめぐって動きがあるという。

 中田氏は、地域政党の活発化に賛同したうえで、「地方分権の流れのなかで、一番中央集権的なのは政党。政党が分権されていないから行政の分権も進まない」と指摘した。

《中田宏プロフィル》
 昭和39年9月20日生まれ。横浜市青葉区出身。青山学院大学経済学部卒業後、松下政経塾に入塾し、ごみ問題の研究に没頭した。平成5年の衆院選で初当選。14年、37歳の若さで自公民オール与党の支持を得た現職を破り横浜市長選に初当選。18年に再選。ごみの排出量40%削減、職員定数20%削減、入札制度の電子入札・一般競争入札制度化、違法売春街の浄化などタブーなき改革を断行した。21年6月、大阪府の橋下徹知事らと首長連合を組織。同8月に市長を辞任。同10月に新しい政治団体「よい国つくろう!『日本志民(しみん)会議』」を立ち上げた。22年4月18日、新党「日本創新党」を設立。代表幹事に就任した。

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 調布市は、携帯電話を使った市税納付サービスを拡充する。これまでは、バイクや軽自動車所有者を対象にした軽自動車税だけだったが、住民税や固定資産税、国民健康保険税なども納付できるようになる。市によると、個人が納付する市税はほぼ網羅(もうら)しているという。

 納付方法は、携帯電話で納付書に印刷されたバーコードを読み取り、モバイルバンキングに接続する。利用できる納付書は、納付額30万円以下で、バーコードが印刷されているもの。

 利用は住民税と固定資産税・都市計画税が5月1日から、国民健康保険税が7月1日からになる。

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